家族の記録から、歴史的瞬間まで......
ホームムービーの日:家庭に眠るプライベートフィルムを持ち寄って上映する国際的企画。米国のフィルム保存専門家らの提案で2003年に始まり、日本ではNPO法人映画保存協会(東京)が普及につとめている。9年目の2011年は14カ国68会場、国内は弘前から神戸まで12会場で「個人的な記録映画」を上映。
■ 世話人(主催者)として参加しませんか?
「ホームムービーのことをもっと知りたい」「フィルムの保存方法を教えてほしい」という地元の声に応えてみませんか?2012年の《ホームムービーの日 HMD》は 10月20日(土)。参加条件は、HMD当日に地域や家庭に眠る非営利のフィルム上映会を、映画保存の重要性を訴える目的で開催することです。この日に限っては、DVDなど手軽なデジタルメディアを使用することはありません。あなたが上映することになるフィルムは、誰かが手を差し伸べない限り救われることのない、かけがえのない文化遺産です。フィルムを扱った経験のある方はもちろんのこと、経験のない方も、どうぞお気軽に映画保存協会までご相談ください。
地域のフィルムは地域で守る
■ 求む、ボランティア!

HMDをお手伝いくださる方、大歓迎です。チラシやポスターの制作・配布、映写補助、受付係…… そのほかちょっとしたことでもお手伝いいただけると助かります。これまでも数多くのボランティアに支えられてきたHMDです。企業の皆さまは、スポンサーとしてのご参加もぜひご検討ください。
みたいのは、あたなのフィルム!
■ フィルム提供者としての参加
あなたの家の押入れの奥にも、随分長いあいだみていないフィルムが眠っていませんか?そのままにしておいたらフィルムが劣化して二度と上映できなくなってしまいます。どうかそんなフィルムをお持ちでしたら、映画保存協会又は各地のHMD世話人にご連絡ください。まず状態を検査し、必要あれば補修を施し、その上で映写機にかけて上映します。そして上映後のフィルムは持ち主にお返しします。映画保存協会では、映像アーカイブへの寄贈のご相談も受け付けております。
[ご注意ください!]日本のHMD世話人の多くはフィルム保存の専門家ではないため、残念ながら、本部CHMの開催趣旨がすべての会場で守られているとはいえません。フィルムの募集方法や検査方法も様々で、当日の持込も受け入れる会場とそうでない会場があります。諸々の条件は、参加予定会場の世話人まで事前にご確認ください。
■ 観客としての参加

お友達やご家族お誘い合わせの上、お近くのHMD会場にぜひご来場ください。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。開催時間は各会場ごとに異なりますので事前のご確認をお忘れなく(開催日も異なる場合があります)!
あるいは、ごく親しいお友達やご家族水入らずで、はたまたお一人でひっそりと…… 思い思いにこの記念日を過ごしていただけることこそ、本当の意味でのHMDの普及を意味するのかもしれません。上映会への参加に限らず、この日が身近な映像の保存について考えるきっかけとなれば幸いです。
どうかフィルムを捨てないでください!
各地で「地域映像アーカイブ」と銘打った、昔懐かしい8mmフィルムのデジタル化プロジェクトが増えていますが、デジタル化してもしなくても、オリジナルの映画フィルムを決して捨てないでください。未来に向けて残すには、現物の映画フィルムを捨てないことが重要です。しかし、映画保存の取り組みが遅れている日本では、アマチュア制作のホームムービーなどを残したいと望んでも、相応しい寄贈先はそう簡単には見つかりません。ご家庭での保存方法につきましては、こちらをご覧ください。