ほしのあきら フィルム・アート社
映像作家・ほしのあきら氏による16ミリ・8ミリ映画制作入門書。ホームムービーやアマチュア映画といった枠を超え、自己表現の場として映画を作るための本。フィルムの装填の仕方から照明のセッティング、アニメーションやフィルターワークといった撮影技術を手始めに、モンタージュ、イマジナリーラインなど理論的な部分までを一冊にまとめてある。
16ミリ・8ミリという境界を設けず、自主制作のためのマニュアルとしてはじめて書かれた本ではないかと思う。私事になるが、8ミリでの自主制作を思い起った頃、どこか書店でこの本をとりあえず買い求めたことを覚えている。巻末のフィルムデータや現像所一覧など、いささか古いことは否めないが、基礎的なテクニックを知るにはちょうどいい。